学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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7月『主よ、わたしたちにも祈りを教えてください』(ルカによる福音書 11章1節)

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「天にまします我らの父よ」                    園長 浦上 充
 雨に映える紫陽花の花も美しい季節となりました。まだ梅雨が続いていますが気持ちの良い晴れ間を縫って、城之橋の子ども達は、どろんこあそびをしたりお花のお世話をしたりと、季節の移ろいを肌で感じています。
教会に初めて来られる方や、キリスト教に関心のある方から「キリスト教の教えの中心は何なんですか?」とよく聞かれます。私はそんな時にはいつも「お祈りです」と答えるようにしています。
聖書の中には、イエス様が祈っておられる姿が、何度も記されています。今月のみ言葉は、そんなイエス様に弟子達が「祈りを教えてください」とお願いした箇所です。
一般的に、神様にお祈りすると聞いて、私達が連想するのは、「商売繁盛」や「世界平和」など、お正月に初詣に行って、一年の抱負を願うものであったり、七夕の時に短冊に書く「将来の夢」や「自分の願い」であったりします。しかし、多くの方は、その祈りを誰に捧げているのか、はっきりしていない事が多いのではないでしょうか。
キリスト教では、お祈りする神様に対して「天の父なる神様」と、自分の父親のように呼び掛けてお祈りします。それは、どこか遠くにいて、願いを叶えてくれる超越的な存在ではなく、まるで自分の両親のように子どもにとって大切なものを考えて与えてくれる存在です。ですから、お祈りしたことが、そのまま叶うとは限りません。それは、子どもが「おもちゃ買ってー」と願っても、その通りにならないのと同じです。
城之橋教会は、少し前にアメフトで話題となった関西学院大学と同じ系列の教会です。城之橋幼稚園の子ども達と同じように、関学のアメフト部は、試合や練習の前には、必ず「お祈り」をしてから始めます。誰も、試合に負けたいと思っていません。誰よりも強く「勝ちたい」という願いを持っています。もちろん、試合での勝利もお祈りますが、彼らがそれ以上に、その時のお祈りで大切にしているのは、「勝っても負けても、最高の試合に成りますように」という、与えられた時を大切に過ごさせてくださいという願いです。
神様に対して「お父さん」と呼びかけるお祈りによって、子ども達の心は培われていきます。私たちもこの子ども達のように、お祈りの力を信じながら歩みましょう。

 

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関学アメフト部 前で祈りを捧げているのは、関学神学部教授の前島宗甫牧師。
私(園長、浦上)の恩師。私が在学中の当時から「アメフト部の祈り」については、話を良く聞いていました。