学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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6月『これは主の御業、わたしたちの目には驚くべきこと』(詩編 118章23節)

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「神さまのご計画」                        園長 浦上 充

色とりどりの草花が咲く、爽やかな新緑の季節となりました。子ども達はお外で元気に走り回っています。この季節、子ども達は園庭や園外保育の中で、様々なものを見つけます。それはきれいなお花だったり、小さなカエルだったり、ポケットいっぱいに“秘密の何か”が詰まっていたりします。その一つ一つの出会いが子ども達の心を育んでいると思うと、小さなカエルや石ころも愛おしく思えてきます。
日常生活の中で、私たちは時として驚くべき瞬間に立ち会う事があります。それは、感動するような素晴らしい事もありますし、また逆に自分にとっては都合の悪い、不幸のどん底に落ちるような事もあります。キリスト教では、その一つ一つの全てが、神さまのご計画の内にあると考えます。つまり、朝「おはよう」と、元気に幼稚園に来る事も、子ども達のお家に弟や妹が生まれる事も、反対に、家族や近しい人が死に至る病にかかり、残された時を懸命に生きる事も、すべて神さまのご計画によるものであると考えるのです。ですから、この事が起こったのは、「○○のせいだ」とも言えませんし、「祟り」とか「因果応報」の考え方もありません。すべては神さまのご計画の内にあるからです。マザーテレサやマーティン・ルーサーキングjr牧師、水平社宣言の西光万吉も、みなキリスト者でした。この考え方があるからこそ、彼らは、最後まであきらめずに力を尽くし、目の前にある世界が全てではなく、神様のご計画の内に、その先にある世界を求めて全力で生き続ける事が出来たのです。
今月の聖書のお言葉は、そのような神さまのご計画に触れた時の驚きが記されています。お洗濯をする時、いつも洗濯機の中で石が回っていたり、ポケットいっぱいに何かが詰まっていることがあります。私たちにとって、それは邪魔なものですし、見つける度に、無意識の内に「はぁ」とため息が漏れてしまいます。しかし、その様な一つ一つにも、神さまの計画の内にあり、子ども達のお心を育む大切な出会いの一つなのです。
とは言うものの、そのまま洗濯機で石を回し続ければ、機械は壊れますし手間も増えます。子ども達と向き合って、いっぱいお話しをしてください。見えるものの奥にある世界を見つめる為には、今、自分の目の前にあるものをしっかりと見つめなければなりません。子ども達と同じように、私たち大人も心の目を開いて、この美しい世界を見つめていきたいと思います。