学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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11月『喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい』(ローマの信徒への手紙 12章15節)

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「共に歩む」                           園長 浦上 充

どんぐり拾い遠足やいもほり遠足。子ども達の毎日は、秋の楽しい思い出でいっぱいです。大人の私たちは「そろそろ車の冬タイヤを準備しないと…」と、迫って来る冬の到来に備え、なんとなく忙しない毎日をおくる日々ですね。
『喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい』。今月の聖書の言葉は、私たちが忘れてしまった子どもの頃の思い出を思い起こさせてくれる言葉です。私たちのイメージの中にある「キリスト教」とはどのようなものでしょうか? 人によっては、「聖歌隊」や「結婚式」という教会を中心とするイメージであったり、「献血」や「国境なき医師団」という慈善団体のイメージであったりします。そのイメージの元となっているのが、この箇所です。イエスさまがそうであったように、古代からキリスト者は、病人や孤児、老人を最後まで見捨てませんでした。もう治らない事が分かっていたとしても、最後まで奇跡を信じて、共に涙を流しながら道を歩んだのです。地図の病院記号が「十字架」になっているのはこの為です。
日々私たちは、時間や仕事に追われるように毎日を過ごしています。気候も落ち着き、本を読んだり、スポーツをしたりと、本来なら、忙しい中にあってもゆったりと季節を「堪能する時」であったのに、最近ではその「時に追われて」、豊かな実りの季節を見失ってはいませんでしょうか。そんな私たちを立ち返らせてくれるのは、小さな子ども達です。
私たちは、子ども達と共に過ごす生活の中で、様々な事を発見します。落ち葉が、風に吹かれてカサカサ音をたてていたり、どんぐりは、意外と転がりやすかったり、春の雨と秋の雨のにおいが違っていたり。昔は、私たちも知っていたことです。子ども達とあそびの中で、新しいものに出合う感動を共有しながら、共に喜び、共に泣きながら、子ども達の豊かな成長を支え、導いていきたいと願います。今月も、子ども達の歩みが祝福されますように。