学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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12月の聖書の言葉「学者たちはその星を見て 喜びにあふれた」(マタイによる福音書2章10節)

「喜びにあふれる時」  栗原 武士
もう1年の最後の月となりました。思えば、この一年は新型コロナウイルスの感染が拡大する中、試行錯誤の1年となりました。それは幼稚園だけの事ではなく、毎日の生活にも大きな影響がありました。先の見通しも立たない困難な時代だからこそ、私たちは希望を求めたくなるのです。
今月の聖書の箇所は、聖誕劇の中に登場する、東方の博士の物語の中に出て来る言葉です。博士たちは、天文学、占星術を研究していました。その為、多くの人から占ってほしいと依頼され、彼らは占っていました。彼らは未来のことを伝えられても、未来を変えることは出来ず、また占いの結果に苦しむ人を救うことは出来ず、博士たちは疲れ、苦しんでいたのです。そんな中、博士たちは西方に光る星を見つけました。その星の輝きや方向から、「ユダヤの王、神様の子、救い主が生まれるしるし」と分かりました。その星について行くと、西へ、西へと道を示していきました。星について行く旅は決して楽ではありませんでした。飛行機も車もない時代です。砂漠の中も通ります。しかし、その星が彼らの歩みを導き、その旅も順調に守られていきました。その中で博士たちは、生まれる王は、ユダヤ人だけでなく、違う国の自分たちをも守り、導かれる方なのだということに気付き、嬉しくなりました。そして、ついに星はベツレヘムのイエス様の生まれた場所の上に止まりました。博士たちは、苦しい現実の中でも、神様が自分たちを最後まで導いて下さり、自分たちの力ではどうすることも出来ない状況でも、元気に生きることが出来る力や恵みを与えて下さることを知って、喜びにあふれました。そして出会った救い主を通して、彼らは無限に広がる救いや可能性を感じたのです。救い主は力強い王の姿ではなく、赤ちゃんの姿でした。赤ちゃんに無限の力が秘められていることを、私たちは知っています。子どもたちは、この2学期の間だけではなく、生まれてから今日まで、多くの恵みを得て、力をつけてきました。これからも無限の可能性を持っています。そんな子どもたちの姿を通して、神様が与えて下さる恵みは無限に広がり、星の光で博士を導かれたように、子どもたちも、私たちも、神様がこれからも導いて下さることに気付かされ、私たちも喜びにあふれるのです。私たちはクリスマスを迎える時、どんなに厳しく、困難な状況にあっても、神様が私たちを愛し、導き、守って下さることを、イエス様のお誕生を通して気付かされます。希望の内に、新しい年を迎えたいと思います。