学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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8月「ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた」(ルカによる福音書 19章6節)

「神さまのまなざしの中」                園長 浦上 充

まだ暑い日が続いていますが、少しずつ朝晩が涼しくなってきましたね。待ちに待った2学期の始まりです。運動会やどんぐり遠足、クリスマスなど、楽しい行事がいっぱいです。今学期も子ども達と共にかけがえのない時を歩んで行きたいと思います。
夏休みには、いろいろな所に出かけて行き、楽しい思い出を作られたのではないでしょうか? 私もこの夏には、いろいろな所の研修会に行き、多く学びと共に多くの出会いがありました。長崎ちゃんぽん、静岡おでん、関西のお好み焼きも忘れられません。美味しい食事と共に思い出されるのは、そこで出会った多くの方々の姿です。
今月の聖書のみ言葉は、ザアカイとイエス様との出会いの場面が記されています。ある町にザアカイという人がいました。彼は徴税人であり、人々からとても嫌われていました。徴税人とは、文字通り税金を取り立てる人ですが、実際は役人の下請けとして、暴力によって税金を取り立てる忌み嫌われた存在でした。ザアカイはその頭領だったのです。
そのザアカイの住むエリコの町にイエス様が来られました。彼も、救いを求めて、イエス様に群がる人だかりの中に入っていきましたが、群衆からはじき出されてしまいました。恐らく皆、ザアカイが来たことを知って、わざと立ちはだかったのでしょう。そこで彼は、木に登りました。木に登れば、人よりも背の低い自分でもイエス様の姿を見る事が出来ると思ったのです。その時、奇跡が起こりました。イエス様ご自身が木に近づいて来て、ザアカイに声をかけたのです。「ザアカイ、急いで降りてきなさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
この言葉が、ザアカイの心にどれほど響いたことでしょうか。彼はこれまで人から蔑まれ、のけ者にされた人生を歩んできました。それは、徴税人の頭領になった今も同じです。有り余るほどの財産を持ち、生活に困っていませんでした。しかし、彼の名を、親しみをもって呼んでくれる友達はどこにもいませんでした。
彼は、イエス様によって名前を呼んでもらった事によって初めて、自分自身が神様から覚えられていた事、神様がちゃんと見てくれていた事に気が付いたのです。この出来事がザアカイの人生を変えました。彼は、自分自身の歩みを懺悔し、自分の財産を貧しい人々に施し、すべてを捨ててイエス様に従いました。
ザアカイと同じように、イエス様は私達の姿もちゃんと見ていてくださいます。どんなに小さくうずくまっていたとしても、ちゃんと姿を見つけ、私達の名を呼び、声をかけてくださいます。このイエス様のまなざしの中で、2学期も共に歩んでいきましょう。