学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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6月『空の鳥をよく見なさい。あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。』(マタイによる福音書 6章26節)

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「心を育む場所」                         園長 浦上 充

爽やかな新緑の季節となりました。春に入園してきた小さな子ども達も次第に幼稚園に慣れ、個性溢れる様々な姿を見せてくれています。お家でも、幼稚園でならった讃美歌を歌ってくれたり、ごはんを食べる前に手を合わせてお祈りしたりする姿を見せてくれているのではないでしょうか?
私は、子ども達と一緒にお祈りする前には、いつも「手を合わせ、目を閉じて、心の目を開きましょう」と語り掛けてからお祈りをするようにしています。私たち大人は、「心の目を開きましょう」と言われても、何をどのようにすれば良いのか分からず、途方に暮れてしまいますが、子ども達は本当に素直に、自分たちのお心の中にある「心の目」をイメージし、しっかりと心の目を開いて神さまを見つめています。
日々の生活の中で、子ども達が自然に経験している、目には見えない「自分の心」の存在を意識する力や「心の目を開いて」お祈りをする経験は、これからこの子ども達が、生きていくための大きな力になっていきます。
今月私たちには、イエス様が弟子たちに語られた、「空の鳥をよく見なさい。あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる」という言葉が与えられました。
私たち大人は、こんなことを言われても、「いや、でも鳥は鳥で自由に生きているのだから、神さまの存在なんて意識していないでしょうに」と思ってしまいます。しかし、大切なのは、そのような空の鳥を見て「どのように感じるのか」という事です。
「目に見える世界」の中だけで、空の鳥をみても、それは単なる動物としての「鳥」だけです。同じように私たち人間も、物質的には、単なる「人」です。しかし、心の目を開いて、その世界を見つめると、その鳥一羽一羽の中に美しい人生があり、葛藤があり、歌声が溢れています。
幼稚園は、子ども達の「心」が養われる大切な場所です。私たち大人も、そんな子ども達の姿を見つめながら、忘れかけていた純粋な気持ちを思い出し「心の目」を開いてこの素晴らしい世界を見つめていきましょう。