学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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『7月』 あなたがたは神に愛されている子供です。(エフェソ5:1)

 
 みつけたー! 
                                園長 浦上 充
  城之橋の子ども達が好きな遊びの一つに「隠れん坊」があります。みんな自分のとっておきの場所に隠れます。カーテンの裏、棚の隙間、先生の後ろ… 。少し緊張しながら隠れている子どもたち。それが、突然の「みつけたー!」という声で、駆け出します。

 昔から変わらない幼稚園での一コマです。しかし最近、この隠れん坊の「みつけた」という声が、いつまでも私の心に温かく響いています。
 隠れん坊で隠れている子ども達はみんな、必死に音を立てないように隠れていますが、心の中では自分のことを見つけてくれるのを待っています。その緊張した、固まった身体を解放するのは、鬼の「○○ちゃん、みつけたー!」という、たった一言です。さっきまで、周りにいた子たちに「し~、誰にも言わないで」と、自分の存在を隠していた子が、その一言をきっかけに、笑顔でみんなの前に出ていきます。
 城之橋の子ども達は、保護者の方々はもちろんのこと、幼稚園の先生や多くの人たちの愛に包まれて生きています。しかし、子ども達にも、時にその愛から逃げ出したり、隠れたくなる時があります。でも、本当に放っておいて欲しいわけではありません。
「僕はここにいるよ。見つけてくれるかな。」と、隠れている子どもは、自分の名前を呼ばれ見つけられることによって、再び 笑顔があふれ、愛に包まれ輝きを増すのです。
 今月も、どこにいても子ども達を見つけてくださる神さまの愛に包まれた歩みを過ごしましょう。

写真:足羽山あじさい遠足にて 6月25日(火)

『6月』 イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。


「できたよ!」の中にある子どもの思い              園長 浦上 充

 色とりどりの草花が咲き、新緑の爽やかな季節になりました。
 様々なことに興味が出てくるこの時期、お庭で草花にお水をあげる様子や小さな手を合わせてお休みしているお友だちのためにお祈りする姿など、自分だけでなくお友だちを大切にする気持ちが育ってきていることを実感しています。その様子に教師たちは、ほっこりと暖かい気持ちになっています。
 子ども達は、毎日驚くべきスピードで成長していきます。身体だけでなく心もです。一日だって同じ日はありません。明日幼稚園で誰と何をして遊ぶのか、頭には楽しい計画がいっぱい詰まっています。みんな自分で考え、選んでいます。時に、その行動が大人には理解できないこともあるでしょう。
 子ども達の「できたよ!」「見て!」という、誇らしげな顔には、自分の計画が思い通り出来たことを褒めてほしい(自分の存在を受け入れてほしい)という純粋な願いがこめられています。中には何が「できた」のか聞かないとわからない時もありますが…。
 子ども達は、周囲の愛や期待に支えられ、受け入れられているという安心感の中でこそ健やかに成長します。それこそが「愛」なのかもしれません。子ども達の成長に大きな期待を寄せつつも、共に寄り添い歩み続けましょう。

 

 

『5月』 わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。(Ⅰヨハネ 4:19)

 

「包み込む愛」                        園長 浦上 充

 子ども達が一生懸命作った「こいのぼり」がお家で元気に泳いでいることと思います。春らしい日が増えてきて、幼稚園のお庭にはたくさんの小さくかわいらしいお花が増えてきました。例年であれば、今春に入園してきたお友だちが、親御さんを探して泣いている時期ですが、今年は早くも園外保育に出かける事ができ、元気に遊ぶ声が聞こえてくるので嬉しいです。
 毎月子ども達が覚える聖書の言葉(聖句)の今年度のテーマは「愛」です。
 私たち大人は、子ども達を本当に愛していますが、いざ、子どもにその「愛」を伝えようとすると戸惑いや難しさを感じることがあると思います。
 幼稚園に初めて入園してきた子ども達にとって、出会うお友だちや教師たちが、初めて出会う他人です。いつも仲良く遊んでいますが、次の瞬間には「おもちゃ取った」と、ケンカになることもあります。しかし、時にはこのようなぶつかり合う経験の中で、自分とお友だちとの関係が磨かれていき、お友だちを大切にすることが、人を愛すことだと学んでいきます。
 大人・子ども関係なく人は皆、自分は愛されている存在だと感じることによって初めて、他人を愛すことができます。愛は、言葉だけでは伝わりにくいものです。ぜひ、お家でも「ぎゅっ」と子どもを抱きしめてあげてください。きっと言葉以上に皆さんの「大きな包み込む愛」を感じてくれるでしょう。大きな愛の中で子ども達を育み、自分が愛されていると自信をもって生きていける人となって欲しいと願っています。


最後に、ドロシー・ロー・ノルトが書いた「子は親の鏡」という詩を紹介したいと思います。

「子は親の鏡」
けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもはみじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは自分が好きになる。
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

「子どもが育つ魔法の言葉」 ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス、石井千春訳
(Children Learn What They Live Parenting to Inspire Values)

 

【2013年度 年間聖句】  信仰と希望と愛、この3つはいつまでも残る。     その中で最も大いなるものは愛である。(1コリント13:13)

「人生の根っこ」
                                園長 浦上 充

 まだまだ寒い日が続くのかと思っていましたら、桜の花も開き、お庭のチューリップもかわいらしい顔を見せてくれました。
 この春、城之橋幼稚園では、13名の新しいお友だちを迎えました。これから、たくさんの楽しい出来事との出会いが待っていると思うと、私たち教師も、わくわくしてきます。ひとつ大きくなり、胸に色の変わった新しい名札を誇らしげにつけ、目を輝かせている在園児たちもいます。つばめ組15名。ひよこ組23名。たまご組18名。計56名の新しい幼稚園のスタートです。

 私も幼稚園に携わるようになり、今年で5年目となりました。幼稚園にいると、いつも様々なことを思い出されます。覚えていたはずのお歌や讃美歌を、実は間違えて覚えていたという事実にも20数年ぶりに気づいたり、幼稚園の先生やお友だちと遊んだこと、ケンカしたこと、怒られたこと。全部大切な思い出です。
 もしかしたら、幼稚園の教育は、見える形で現せないものかもしれません。たとえば「自分が愛されていると気付くこと」「人を愛すること」「遊んだ後はお片づけ」「乱暴にすると、物は壊れ、生き物は死んでしまうこと」
 しかしこれらは、私たちが人生を歩んでいく中で最も大切な一番の根っこだと思うのです。幼稚園は2歳から6歳までの子どもが行くところ、小学校に行く前に行くところ感覚を私たちは持っています。しかし、人生という長い目で見た時に生きてくるのが、幼稚園の教育です。子ども達と過ごすこれからの一年も、多くの発見と やさしさの詰まったものとなりますよう、お祈りいたします。

 最後になりましたが、4年間に渡り、当園で園長を務めて参りました松村が、昨年度をもって退任し、今年度より、副園長が務めておりました浦上充が園長に就任いたしました。
 これからも、子ども達と共にご家庭の皆さまにとっても「わくわく」のいっぱい詰まった幼稚園でありたいと努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

(写真:荒川河川敷より城之橋幼稚園)
良く見ると、小さいですが、ちゃんととんがり屋根の十字架が見えました♪

 

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