学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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7月『探しなさい。そうすれば、見つかる。』(マタイによる福音書 7章7節)

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「心をはぐくむ歌声」                     園長 浦上 充

あじさいが美しい花を咲かせる頃となりました。まだ梅雨が続いていますが気持ちの良い晴れ間を縫って、城之橋の子ども達は、どろんこあそびをしたりお花のお世話をしたりと、季節の移ろいを肌で感じています。
皆さんのご家庭にもお便りが届いたと思いますが、今年も秋に開催されるPTA大会の準備が始まりました。私も実行委員として式典の部のダンスと合唱の指導に入っておりますので、今年も多くの保護者の方々とお話しをしながら歌ったり、踊ったり出来るのを楽しみにしています。
城之橋幼稚園と他の幼稚園の違いは多くありますが、中でもその違いが如実に現れるのは園で歌う曲の数です。以前、他園の園長先生に聞いてみた所、城之橋の子ども達は他園と比べて2倍~3倍の数の歌を歌っていることが分かりました。これはもちろん、毎日クラスで行われる「お礼拝」で讃美歌を歌うという事もあると思います。この気付きは、改めて人の声、特に歌声によって養われる心が、この城之橋の空気を作っているのだなと感じました。私も子どもの頃、親から多くの歌を歌ってもらった経験があります。寝る前にお布団の中で子守歌を歌いながら寝た経験は、かけがえのない、人生の宝です。
 しかし、思い返してみると、普段の生活の中で、私たちはどれほど歌っているでしょうか? ひと昔前には、童謡や子守歌、流行歌などをみんな口ずさんで、料理をしながらでも、お風呂の中でもよく歌っていました。しかし近年、日常生活の中で、私たちが小さいころには溢れていた歌が、失われているような気がします。もちろん全く歌わなくなったわけではありません。カラオケに行けば、隠されていた見事な歌声を披露してくれます。日常生活の中で流れていた歌声が減ったことが、私たちの子どもの世代にどのような形で表れているのかは分かりませんが、少なくとも私自身は、母親が何気なく口ずさんでいた鼻歌や歌声を聞いて育ち、それが自分の心の平安につながっていると感じています。
子ども達と私たちの生活が、豊かに祝され、恵みがあふれるものとなりますように、お祈り致します。

 

 

6月『探しなさい。そうすれば、見つかる。』(マタイによる福音書 7章7節)

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「見つかることを信じて」                     園長 浦上 充

色とりどりの草花が咲き、爽やかな新緑の季節となりました。梅雨に入るまでの束の間、子ども達は全力で外遊びを満喫しています。私たち大人にとっては、すぐ近くの公園でも、お友達と手をつないで歩いて行くお外は、多くのわくわくやドキドキの詰まっている小さな冒険です。子ども達は、少しずつ経験を積み重ねながら、すくすくと成長しています。
「探しなさい。そうすれば、見つかる。」今月与えられた聖書のみ言葉は、そんな子ども達にぴったりの言葉です。子ども達は、毎日いろいろなものを探しています。それは、小さな虫だったり、サラサラな砂だったり、私たちが気にも留めない所から自分だけの宝物を見つけ出してきます。時には大事にし過ぎて洗濯機の中でガラガラと音を立てて、怒られる事もありますが、そんな事は気にしていません。子ども達にとって、その一日一日が、かけがえの無い宝物なのです。
 先日、園庭で遊んでいる子どもに呼び止められて、「園長先生にだけ特別だよ」と言って、そ~っと宝物をくれました。小さな両手の中に大事に大事に包まれていたのは、きれいなまんまるい石でした。幼稚園がこれまでの場所から移転し、園庭の土も新しくなりました。通いなれた前の幼稚園だったら、どこにどんな石があって、サラ粉がどこにあって、ダンゴムシがいる場所だって、みんな良く知っていました。しかし、全てが新しくなって、新しい冒険が始まりました。どこにダンゴムシがいるのかな。どこにサラ粉があるのかな。そうやって、子ども達は遊びを通して宝物を見つけていきます。その子からもらった石は、新しい園舎で初めてもらった、大切な私の宝物になりました。 私たちの人生は、すべて「求める」事から始まります。一見、不可能とも思えることも、祈り求める中で道が開かれます。子ども達がこれから歩む世界が、平和で恵みに満ちたものとなりますよう共に求め、その道を探していきましょう。

5月『神は愛です』(ヨハネの手紙Ⅰ 4章16節)

「一歩一歩」                           園長 浦上 充

さわやかな風が吹き、お外へ出るのが気持ち良い季節となりました。お家でも、子ども達が一生懸命作った「こいのぼり」が元気に泳いでいることと思います。春に入園してきたお友だちも次第に幼稚園に慣れ、元気な声が幼稚園に響いています。
研修会や会議などで園外に行くと「城之橋幼稚園の特徴は何ですか?」と、よく聞かれます。これまでは「縦割り保育」や「心の教育」を説明してきましたが、最近は「うちの子たちは良く歩きます」と語ることが多くなりました。
特に福井は、車社会の中で子ども達は育ち、意識しなければ、歩くという経験はなかなかできません。その点、うちの子たちは「あじさい遠足」や「どんぐり遠足」の時、足羽山まで歩いて行きますし、園外のお散歩や園外保育にもよく行きます。しかし、だからと言って、特別にそのことを掲げて保育をしているわけではありません。「歩く」ということは、昔から大切に守って来たことで、特別に取りあげる事では無かったからです。
世間では、人よりも早く前に進むこと、目標を達成することが「良いこと」であると言われます。確かに、誰よりも早く、多く学ぶことが出来れば、将来の可能性や人生の選択肢が増えるのも事実です。より良い人生を歩む為には、人よりも早く進むことが大切かもしれません。しかし、気を付けなければ、その考え方は、幼稚園の世界にも入り込んできます。
 「うちの子、幼稚園なのに漢字の読み書きも出来て、算数の演算も出来るのよ。」と言う喜びの声を聞いたことがあります。確かにこれは素晴らしいことです。その子の能力とご家庭の努力は並大抵ではありません。しかし、速く走ろうとすると何も周りが見えにくくなります。それは、私たちが目指しているものではありません。子ども達は、園外保育に行くと、ポケット一杯に宝物を詰めて帰ってきます。綺麗な石やドングリ、時には虫だったりします。その一つ一つは、私たちにとっては、取るに足りないものですが、子ども達にとって、その一つ一つは、自分の足で一歩ずつ歩いてきた中で見つけた、この世界の一部なのです。子ども達は、私たち大人の人生の歩みをちゃんと見ています。私たち大人は、この愛する子ども達が大人となるための手本となる歩みを示してあげたいですね。皆さんの歩みに神の豊かな導きがありますように。

2016年度 『キリストはわたしたちの平和であります。』(エフェソ2章14節)

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「 平和の内に歩む 」                                  園長 浦上 充

ご入園、ご進級、おめでとうございます。
 満開の桜が咲き誇り、子ども達の新しい歩みを祝福しています。城之橋幼稚園は今年、18名の新しいお友だちを迎えました。これから、たくさんの楽しい出会いと、わくわくするような出来事が待っていると思うと、とても嬉しいです。つばめ組18名、ひよこ組25名、たまご組20名、ぴんく組8名、計71名での新しいスタートです。また今年の春は、城之橋幼稚園も園舎が新しくなり、幼稚園にとっても新しいスタートとなりました。全てが新しく、これまでの園舎にはない戸惑いもありますが、幼稚園が歩んで来た89年の歴史と伝統を守りつつ、いつも子ども達を中心にこれから自分達の幼稚園を形作っていきたいと願っております。
 2016年度の年間聖句には、「キリストは、わたしたちの平和であります。」という聖書の御言葉(みことば)が与えられました。聖書には、「平和を求める」「平和を実現する」といった言葉がよく記されていますが、実際にこれを実現することが、どれほど難しいか、教会(キリスト教)は歴史の中で経験してきました。「平和を実現する為には戦争をしなければならない」と、間違った解釈をした時代もありました。今年の年間聖句は、「キリスト」その者が平和であると語ります。人と人との生きた交わりが、その基礎となります。城之橋幼稚園もキリスト教主義の幼稚園として、「心」の教育を特に大切にしてきました。
人の痛みに気付く心、人の優しさに触れ合う心、人を守る心、その基礎がこの幼稚園で過ごす子ども達の頃に培われます。これから歩む一年間が、多くの発見とやさしさの詰まったものとなりますようお祈りいたします。

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