学校法人 福井城之橋学園/城之橋幼稚園

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今月の園長メッセージ

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ここに愛があります。

ここに愛があります。      ヨハネの手紙1 4章10節 

「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という本、ご存じでしょうか?                         園長  中村紀久子

この本は、決して砂遊びの効果が書いてあるのではありません(笑い)。今から30年位前、世界の103国に翻訳され、700万部のベストセラーになりました。作者はロバート・フルガム(1937年生まれの哲学者)さんです。

このエッセイ集から世界で数千万人の読者が「なるほど」とうなずき、学校や職場、マスコミなど世界中で大ブームを引き起こした珠玉のエッセイ集です。2005年には改定されて売り出され、ロングセラーとなっています。

充実した人生を送るためには、幼児期に教えられたことがカギ。今一度それを思い出して、生涯大切にすべき知恵として心に留めておこう、という考え方なのです。充実した人生を送るために必要なことは、すでに大体知っていて、しかも難しいことではないと気づきます。すでに幼稚園で教わっていたのではないかと思い当たるのです。

人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場にうずまっていたのです。皆はそこで何を学んだろうか。 

「何でもみんなで分け合うこと。ずるをしないこと。人をぶたないこと。使ったものはかならずもとのところに戻すこと。ちらかしたら自分で後片ずけをすること。人のものに手を出さないこと。誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。食事の前には、手をあらうこと。トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。釣り合いの取れた生活をすること・・・・毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。不思議だな、と思う気持を大切にすること。」 

20世紀というこの複雑な時代と厳しい社会にあって人々は一種の脅迫観念に取りつかれている。あらゆる面でもっともっとと急き立てられている。

それが自己否定や絶望を招き、厭世観を生む結果となっている。この本は人が生きて行く上で必要なことを私たちはみんな、充分に知っているし、お互いに思い遣りをもって、手を繋ぎ合っていけば大丈夫だということを語りかけている。それが読者に安心を与え、世の中、捨てたものでもないという慰めになっているのではないでしょうか。混迷の現代アメリカ社会に過剰なストレスを負って生きる人間にとって、この本は得難い一服の清涼剤である。と言われました。

一緒に喜んでください

「一緒に喜んでください」   ルカによる福音書15章6節 

クリスマスの発表素敵でしたね      園長  中村紀久子

皆さんクリスマス会の時の聖誕劇、ご覧になりましたでしょうか?素晴らしかったですよね。私は、練習の時から、子ども達の一生懸命さ、真剣さと、その歌や語るセリフなどに感動し、少し陰から静かに時に涙をこらえて観ていました。

子ども達は、この練習で騒ぐなどということは全くなくて、毎回1時間くらいかかる間、きちんと静かに参加していました。どこに出しても恥ずかしくない聖誕劇です。

本番では、可愛い衣装も、きれいに手入れされていて、一人一人に似合っていて、かっこよく見えましたよね。小道具もさすがでしたね!

感動したエピソード①つばめさんが聖誕劇の練習を始めるころ、つばめさんが配役を決めることになりました。みんな小さい組にいるころから、それぞれの役に憧れをもって成長してきたようです。「大きくなったら、マリアさんになりたい」「羊飼いさんが良いな~、博士さんもいいかなー」「私は天使、いやー宿屋さんが良い」などと胸を膨らませて楽しみにしていたのです。でも、クリスマスは、神様が私たち人間に大切なひとり子イエス様を下さった喜ばしい日であることを考えたのでしょう。「大事なお話なので、じゃんけんで決めないでみんなで話し合おう!」との意見が出され、イエス様のお誕生をお祝いする気持ちが、あふれてきたそうです。そして、みんなで話し合いながら役を決めていったようですよ。この話を聞いて、確かに子ども達がしっかり成長していることを感じました。

エピソード②あるご家庭のお父様が聖誕劇を観に来られました。お父さんはお嬢さんが舞台で踊り、歌い、きちんとセリフを話す姿をご覧になって、大変感動されて、熱い思いになられたのでしょう。(彼女にはお姉さんがおり、下の子なので、ついつい頭の中には幼い小さい子というイメージがあったのでしょう。)お家に帰られて、お父さんが彼女の演技を観られての感想を話され、その成長ぶりに感動されたようで、涙を流されたそうです。その姿を見ておられたおばあちゃんは息子さんが娘さんの成長に感動されているお姿をご覧になりました。今度はおばあちゃまが、「息子も自分の子どもをこのように可愛いと思うようになり、立派な大人になったのだな~」と涙が出てしまったというお話を聞きました。なんと素敵なご家族でしょう!このお話を聞いて、私も涙が出ました。

クリスマス会の発表は、それぞれの年令に合ったお歌やダンスや劇、合奏が先生方の愛情と熱意によるご指導により、可愛くて素敵な舞台となってましたね。いつも何をする時にも、先生方はおひとりおひとり、愛情と頑張りとともに素敵な光るものを持っていらっしゃることを感謝しています。

クリスマスの喜び

「さあ、ベツレヘムへいこう」      ルカによる福音書第2章15節 

クリスマスの喜び                 園長  中村紀久子 

クリスマスはイエス様のお誕生を喜び、心から感謝し、祝う日です。

2000年以上前のローマ帝国時代、人々は辛い、嫌なことや、恐怖や不安を感じながら生きていました。そして神様は預言者を通して私たち人間に神さまの一人子をくださる約束をしておられました。人々はずーっと、ずっとひとり子が生まれてくるのを待っていたのです。

神様は大切なご自分の一人子を下さるほどに私たちを愛しておられました。

私は、お恥ずかしいのですが、いつも聖書を読んでいるわけでもなく、聖書の勉強が好きということもないような普通の人間です。

小学校4年生頃にイエス様と出会いました。たまたま父の同僚が教会学校の校長先生だったのです。

そんなわけで、教会学校に通い、ページェントをしたり、ハイキングに行ったりしていました。そのころ両親が離婚して2度目の母が来てくれていましたが、わたしは祖母と新しい母との間に入って悩んでいました。けれども、教会に通っていましたから、神様が私とともにいてくださることだけは信じ切っていました。その当時、私が必ず学校に行く前、朝食前にしなくてはならない雑巾がけで、廊下を拭きながら、心の中では神様に様々なことを話して、祈っていました。それで、辛いことを乗り越えてくることができました。

さて、神様は、その愛を示すために、人となってきてくださいました。そして、人間の罪をすべて背負って、苦しい十字架におかかりになりました。私たちを最後まで愛し抜かれたのです。ご自分の命を捨てても、私たちの命が大切だと思われて、与えつくして死んでしまわれました。クリスマスは、このイエス様が生まれてきたことを祝う日なのです。神様が人の苦しみや悲しみを引き受け、人と共に生きて、その愛を深く示してくださったのです、この神様の愛に支えられて、人は生かされています。どんな時でも神様がともにいてくださいます。なんと幸せなことでしょう.

クリスマスは、神様の私たち人間に対する深い深い愛情を感じます。

インクルーシブ教育システムってご存じですか?

インクルーシブ教育システムってご存じですか?

園長   中村紀久子

 

この夏、金沢で、ある研修を受けました。その研修の中に、インクルーシブ教育システムという言葉が出てきました。私は知りませんでした。なのでちょっと衝撃を受けました。2006年国連総会で採択された「障害者の権利に関する条約」で示されたようです。

私の知りえた内容ですが、今までは障害とか特性を持った少数派の子どもたちは、いろいろ努力して能力を身に着け多数派の子どもたちに近づくという方向性で少数派が変わることを求める発想でした。

しかし、このインクルーシブ教育システムというのは、多数派の子どもたちが少数派に近づく方向性、つまり多数派の子ども、保育者が変わるという発想なのです。今まではどちらかといえば障害のある人が社会に合わせてきた。これからは、社会が、どれだけ多様な人々に合わせていけるか、園や学校が、多様な子どもがいることを前提に変わっていけるのかが問われるようです。このようなことが現実に動いているというだけで、良い意味のショックを受けました。

それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支えあい、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会です。

もし、この様なインクルーシブシステムが確立されるなら、10年後、20年後、どのような素敵な社会になっているのだろうかと思います。しかし、日本は少しでも普通と違う人に対して、偏見があり、障害者は別々に学んでいましたので、ちょっと不安でした。

103日の新聞では、国連の委員会が日本で、この権利条約の取り組みについて、対面調査を実施し、日本政府への勧告が示されたそうです。そして更にインクルーシブ教育が進んでいる大阪に対して文部省が逆行するような通知を出し、批判を受けているとか。日本ではなかなか進まないのでしょうか?政府には真摯な対応が求められます。

7月17日から第1回インクルーシブ水泳大会が横浜国際プールで開かれました。どんな水泳大会だったのかと気になるようになりました。

金子みすゞさんの「みんな違ってみんないい」を思い出しています。

おいしい給食!

聖句  あるものは百倍にもなった。     マルコによる福音書4章1~9       

 

おいしい給食!                園 長     中村紀久子                          

暑かった8月も終わりました。大雨による災害も、怖かったですね。

皆さん、城之橋幼稚園のお給食はとてもおいしいこと、ご存じでしょうか?

私には職場の幼稚園の給食を食べるという経験は、ありませんでした。今回この園に来ることになっての初めての体験です。

しかし、おひとりおひとりのお子さんのことを思う時、おいしいお食事を、いつも幼稚園で食べられるということは、何という幸せなことかと思います。食べることって人間にとって、とても大切なことですし、おいしいお昼が待っていると思うと、何をしても無意識のうちに心が弾みますよね。

この園の給食は、普通の食べなれたおかずが、そして、そうでなく工夫されたおかずも両方とも、とっても美味しいお味だということに感動しています。つばめさんがお庭で育てたトマト、ナス、ピーマン、キュウリ等が給食に入っている時には、幼稚園中の子ども達がみんな喜んで、「おいしい、おいしい」と食べていますよ。

調理室にはおいしい給食を作るためのヒントがあるようです。探してみましょう。

①調理室にはスチームコンベクションという、お魚やお肉を柔らかく焼いて作る、機械があります。それで、出来あがった鮭のムニエルやお肉が柔らかく香ばしくおいしく食べられるのです。この機械は蒸したり、茹でたりということもできるそうです。

②お野菜はすべて皆さんが食べやすい大きさに、でも細かすぎないように切ります。

園児さんの噛む力をアップさせるためなのですって。③お出汁は、大きな昆布や鰹節を使い、最後には細かく切ったり削ったり、その後、お味噌汁に出汁として入っています。④それに、様々な調味料は保存料の入っていない調味料を使っておられるとか。そして、味付けですが材料、作る量などによって、パソコンで計算して味付けを

するそうです。すごーいですね。子どもたちの健康のために濃い味付けにならない

ように注意もされています。途中でちょっと味見をして味付けをされるそうです。

調理室の先生は、「たくさんの量を作るからおいしいのよ。」とおっしゃっています。

また、ある先生は、いくつかの場所で保育の仕事をされたそうですが、そのどこの園よりも「この園はおいしいですよ」「調理室の先生方の温かさが味に出ているのよ」と仰っておられましたよ。やっぱりね。

調理室の先生方、何時も美味しいお給食をありがとうございます。心から感謝しています。先生方の工夫とセンスと愛情がたっぷりと入っているのです。お泊り保育の時の夕食ですが、それはおいしいカレーライスと、おいしいサラダとデラックスなデザートでした。おなか一杯に食べて満足した夜でした。ずーっと忘れない味でしたね。

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